| データ番号 | Q05325-A05 |
|---|---|
| 題名 | 庚申の話 |
| 題名(ヨミ) | コウジンノハナシ |
| 時間 | 10分18秒 |
| 話者 | :1910年生 |
| 収録年月日 | |
| 収録地 | 岡山県阿哲郡神郷町 |
| 収録者 | 稲田浩二 沖野皓一 |
| OWC | AB43 |
| 日本昔話タイプ | 【IT778;庚申の夜の祝言】 |
| 話形分類 | |
| 概要 | ある所に大変な長者がいた。その息子は猿よりまだひどい。年頃になって嫁さんをもらうがその都度逃げてゆく。年の数より多く祝をあげてもまだ決まらない。大貧乏の娘をもらってゆく。何も入れんという約束を違えたといって戻る。長者の家で会議をした結果、婿に村の若い衆を仕立て「今宵は庚申サルの晩、嫁か婿かが猿になる」とはやしたてる。嫁にいったものはよい男なので喜ぶが自分が猿になりはせぬかと思い悩む。二人でどちらが猿になっても出ていったり追い出したりはしないと約束。朝になると婿が猿のようになっていた。 |