| データ番号 | Q05308-A10 |
|---|---|
| 題名 | 鬼の楽土 |
| 題名(ヨミ) | オニノラクド |
| 時間 | 3分42秒 |
| 話者 | :1899年生 |
| 収録年月日 | 1973-02-23 |
| 収録地 | 大阪府大阪市北区 |
| 収録者 | 稲田浩二 笠井典子 |
| OWC | AB37 |
| 日本昔話タイプ | 参考【IT82;鼠の浄土 】 |
| 話形分類 | TA. 地蔵浄土;ME. 地蔵浄土, 団子浄土 |
| 概要 | よいお爺さんが柴刈りにゆくのでお婆さんがおむすびをお弁当にこしらえてくれる。それを持ってゆく。おにぎりを食べていると、おにぎりがコロコロコロっと転んでゆく。お爺さんはもったいないのでおいかけてゆく、と穴のある所で止まる。つかもうとする中から鬼が出てくる。鬼はおにぎりを欲しがるかわりに鬼の棒をくれる。それは、おかまの中でお湯をかきまわしながら、赤い御飯になれよ、と云えば赤い御飯ができるし白い御飯になれよと云えば白い御飯が出来る不思議な鉄の棒である。隣の爺が真似をする。おにぎりは転ばないので自分で転がすと砂だらけになる。鬼に隣の爺は殺される。 |