| ID | 2022-05 |
|---|---|
| 展示名 | 海のくらしアート展――モノからみる東南アジアとオセアニア |
| 種別 | 企画展 |
| 会場 | 国立民族学博物館 企画展示場 |
| 会期 | 2022年09月08日~2022年12月13日 |
| 名義 | 【主催】国立民族学博物館 【協力】国立科学博物館、沖縄県立博物館・美術館、沖縄県立埋蔵文化財センター、公益財団法人千里文化財団、NIHUグローバル地域研究プログラム「海域アジア・オセアニア研究」国立民族学博物館拠点 【特別協力】船の科学館「海の学び ミュージアムサポート」 【後援】日本オセアニア学会、東南アジア考古学会、日本動物考古学会 |
| 概要 | 東南アジアやオセアニアの海域世界には、海と密接に関わりながら、島や大陸の沿岸部にくらしてきた「海の民」とも呼べる人びとのくらしが営まれてきました。その長い歴史のなかで日常的に利用され、洗練されてきた様々なモノがあります。 たとえば漁具は、島世界にくらす人びとの必需品ですが、そこには海や捕獲対象となる生き物たちと向かい合ってきた人類の知恵と工夫があふれています。舟は海上で人びとの命を守る最も大切なモノともなります。そのため海の民たちは舟や櫂に彫刻や彩色を施し、美しく装飾してきました。同時に舟は死者や霊を乗せ、この世とあの世をつなぐモノとなることもあります。 海域世界では、人びとが身につける装飾品にも、貝など海から得られる素材が好んで使われてきました。とくにオセアニアでは釣針や舟の加工具、仮面や貨幣にも様々な貝が利用されてきました。 本展では海と島の世界にくらす人びとの多彩なモノたちをとおし、そこに認められるアート性や、アジアとオセアニアという地域をこえた共通性について考えます。 |
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