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ID 2022-02
展示名 邂逅する写真たち―モンゴルの100年前と今
種別 特別展
会場 国立民族学博物館 特別展示館
会期 2022年03月17日~2022年05月31日
名義 【主催】国立民族学博物館
【協賛】在徳島モンゴル国名誉領事館
【協力】国際モンゴル学会、モンゴル科学アカデミー、モンゴル国立公文書館、チンギス・ハーン博物館、ボグド・ハーン宮殿博物館、ザナバザル美術館、HIS Mongolia、ロシア地理学協会、ロシア民族誌博物館、オーブルチェフ記念キャフタ地方伝承博物館、ロシア科学アカデミー・ピョートル大帝記念人類学民族学博物館(クンストカメラ)、ロシア科学アカデミー物質文化史研究所、アメリカ議会図書館、アメリカ自然史博物館、オスロ大学文化史博物館、ウプサラ大学図書館、フィンランド文化遺産庁、デンマーク国立博物館、フランス・オー・ド・セーヌ県立アルベール・カーン美術館、ポーランド科学アカデミー、国立大学法人鳥取大学 乾燥地研究センター、国立大学法人鳥取大学 国際乾燥地研究教育機構、総合地球環境学研究所、千里文化財団
【後援】モンゴル国大統領府、駐日モンゴル国大使館、在大阪モンゴル国総領事館、日本モンゴル文化経済交流協会
概要 写真で見る100年前と現代のモンゴル
  ――新しいモンゴル像との出逢いが待っている。

およそ100年前、欧米から多くの探検家たちが中央アジアを越えモンゴルに到達した。探検家たちは多くの写真を残し現在に伝えている。
100年前のウランバートルは、活仏(かつぶつ)にして皇帝、ボグド・ハーンが治める「聖なる都」だった。欧米人がウルガと呼んだこの都の中心には、活仏の黄金の宮殿が燦然(さんぜん)と輝いていた。市場に行ってみると、騎馬でものを買う人びとの姿が見える。 “エキゾチックな”遊牧民たちの姿も興味深い。
翻(ひるがえ)って現代、モンゴルの写真家たちも自らの社会を見つめ、写真で表現するようになった。モンゴルの首都ウランバートルは、人口160万人を越えるグローバル都市へと変貌(へんぼう)を遂(と)げた。首都の新しいシンボルは巨大なチンギス・ハーン像だ。首都の中心部には、高層ビル群が林立し、華やかな都市文化が花開く。その一方で都市の周縁部には、遊牧民の移動式テント、ゲルが密集する「ゲル地区」が広がっている。また、草原も変貌を遂げつつある。大草原と遊牧民は重要な観光資源である。その一方で、定住化が進んでおり、鉱山開発による環境汚染も懸念(けねん)されている。こうした現代のモンゴルのリアルを気鋭の写真家B.インジナーシらが写し出す。
100年前の探検家たちが残したモンゴルと現代の写真家がまなざすモンゴル。本展示は、写真をめぐる100年の時空を越えた邂逅(かいこう)-出逢(であ)い-をテーマにしている。きっと新しいモンゴルの姿に出逢えるに違いない。
備考 日本・モンゴル外交関係樹立50周年記念特別展
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