| ID | 2013-01 |
|---|---|
| 展示名 | マダガスカル 霧の森のくらし |
| 種別 | 特別展 |
| 会場 | 国立民族学博物館 特別展示館 |
| 会期 | 2013年03月14日~2013年06月11日 |
| 名義 | 【主催】国立民族学博物館 【協賛】住友商事株式会社 【特別協力】大英博物館、アンタナナリヴ大学芸術考古学博物館 【協力】マダガスカル航空日本事務所、日本万国博覧会記念機構、財団法人千里文化財団 【後援】アジア太平洋無形文化遺産研究センター、ユネスコ・アジア文化センター文化遺産保護協力事務所、大阪府、吹田市、吹田市教育委員会、日本アフリカ学会 |
| 概要 | キツネザルやカメレオンで知られる、マダガスカル東海岸の熱帯雨林。そこから内陸にむかって標高を上げていくと、1000メートルを超えたあたりで、インド洋を渡ってきた風が冷気にあたります。そこが、霧のはぐくむ「霧の森」です。 この森では、熱帯雨林以上に、人びとが森に寄りそって生きてきました。焼畑をおこなうザフィマニリの人たちは、マダガスカルでほぼ唯一、大型(高さ3~5メートル)で様式化された木造家屋をつくります。 木製の調度も多く、開き戸式の木製窓に刻まれる幾何学模様は、生活に溶けこんだ彫刻としてはきわめて精巧です。彼らが生活のなかで伝えてきた木彫りに関する知識は、2003年にユネスコの「人類の口承および無形遺産の傑作」として登録され、3年後に、ユネスコ無形文化遺産となりました。 この特別展では、彼らのくらしと木彫り作品をつうじて、生活に息づく技術や伝承について考える機会を提供します。また、展示が開かれる2013年は、ユネスコ無形文化遺産保護条約が採択されてから10年を迎えます。グローバル社会における文化のありかたについても、あわせて考えていただければと願っています。 皆さまのご観覧をお待ちしています。 |
| 備考 |