| ID | 2012-04 |
|---|---|
| 展示名 | 記憶をつなぐ -津波災害と文化遺産- |
| 種別 | 企画展 |
| 会場 | 国立民族学博物館 企画展示場A |
| 会期 | 2012年09月27日~2012年11月27日 |
| 名義 | 【主催】国立民族学博物館、国立歴史民俗博物館、国文学研究資料館 【後援】国立文化財機構、文化財保存修復学会、日本文化財科学会、日本民具学会、日本民俗学会、追手門学院地域文化創造機構、財団法人千里文化財団 【協力】産経新聞社、共同通信社 |
| 概要 | 2011年3月11日に発生した東日本大震災による甚大な被害は、我々の社会に大きな試練をもたらしました。原発の被害はもとより、地震・津波の傷は深く、「大震災」は現在進行中の出来事です。 地域コミュニティそのものの存続があやぶまれるなかで、被災地では例年以上に祭りや芸能の奉納が活発に行われました。それは、人間の「生」にとっての、有形・無形の文化遺産の価値を改めて認識させられる出来事でした。 こうした文化遺産の復興の背後には、さまざまな形の復興支援がありました。私たち国立民族学博物館も、同じ人間文化研究機構に属する国立歴史民俗博物館、 国文学研究資料館などと連携し、復興の支援に関わってきました。 この企画展では、文化遺産の復興の作業に目を向け、私たちにとっての文化遺産の意義を改めて見直すとともに、その文化遺産を通じて、この震災・津波の記憶をいかに未来に継承し、次代の社会を築き上げていくのかを考える契機となればと願っています。 |