| ID | 2007-02 |
|---|---|
| 展示名 | 聖地★巡礼―自分探しの旅へ― |
| 種別 | 特別展 |
| 会場 | 国立民族学博物館 特別展示館 |
| 会期 | 2007年03月15日~2007年06月05日 |
| 名義 | 【主催】国立民族学博物館、日本経済新聞社 【特別協力】立命館大学 【後援】NHK大阪放送局 【協賛】パナソニックSSマーケティング株式会社、エールフランス航空 【協力】株式会社志摩スペイン村、日本万国博覧会記念機構、財団法人千里文化財団 |
| 概要 | 巡礼の旅は楽しいものではありません。肉体の疲れ、精神的な辛さ、時間や金銭の工面など、さまざまな苦労や危険が伴います。にもかかわらず昔も今も人はなぜ巡礼をするのでしょうか。なぜ聖地を目指して歩くのでしょうか。 その答えを探すいちばん良い方法は、自分で巡礼をしてみること。それが無理ならば、せめて巡礼の「ありのままを見る」こと。 本展「聖地★巡礼―自分探しの旅へ―」はサンチャゴ・デ・コンポステラへ全行程1350kmを歩くミッシェル・ラヴェドリン氏を追ったドキュメンタリー映像を手がかりにその答えを探していきます。撮影現場のその場その瞬間にたしかに存在した形や音を伝えるため、映像を展示するにあたってはナレーションや効果音のかわりに、最小限の字幕を入れるにとどめました。映像は目に見える異質性やその共通性を伝えるだけでなく、見えないそれらを表すこともできます。その特徴を利用して、異なる文化を考える方法を映像人類学といいます。それでは映像人類学的アプローチによって、聖地と巡礼、聖地と人とのかかわりについて考えていくことにしましょう。 |