| ID | 2001-05 |
|---|---|
| 展示名 | ラッコとガラス玉―北太平洋の先住民交易 |
| 種別 | 特別展 |
| 会場 | 国立民族学博物館 特別展示館 |
| 会期 | 2001年09月20日~2002年01月15日 |
| 名義 | 【主催】国立民族学博物館、財団法人千里文化財団 【後援】NHK大阪放送局、MBS毎日送局 【特別協力】アラスカ州立博物館(ジュノー)、グロデコフ記念ハバロフスク州立郷土博物館 【協力】日本万国博覧会記念協会、日本航空、日本通運、宮本記念財団、財団法人小峰研究所、札幌映像プロダクション |
| 概要 | 日本北部の先住民アイヌを中心にすえて、オホーツク海沿岸、サハリン、アムール地方、さらにアリューシャン列島、アメリカ北西海岸を含む広大な北太平洋地域の先住民社会の交易活動と、交易が先住民社会に及ぼした諸影響を展示します。北太平洋の先住民は、僻地に住むたんなる「未開」の狩猟・漁労民ではなく、欧米人や中国人、和人を相手とした積極的な「交易者」でもあったのです。これらの地域では、外からきた交易者との接触によって崩壊・消滅した先住民社会がありましたが、交易の刺激を受けて独自の洗練された工芸を花開かせた先住民社会もありました。交易者が求めたラッコやクロテンに代表される毛皮と、彼らがもたらしたガラス玉(ビーズ)に象徴される外来の商品、鉄鍋、鉄斧、金属製装飾品などの交換して流通した「もの」、そして交易の影響のもとで生み出されてきた先住民による工芸品や儀礼用具、衣類などを展示。 |
| 備考 |