展示情報データベース
ID 2000-03
展示名 進化する映像 ─ 影絵からマルチメディアへの民族学
種別 特別展
会場 国立民族学博物館 特別展示館
会期 2000年07月20日~2000年11月21日
名義 【主催】国立民族学博物館、読売新聞大阪本社、東京都写真美術館
【後援】フランス大使館、ブリティッシュ・カウンシル、大阪日仏協会、京都日仏協会、関西日仏学館
【特別協力】英国映画博物館(MOMI)、シネマテーク・フランセーズ、東京大学デジタルミュージアム、NHK大阪放送局、読売テレビ、毎日放送
【協力】日本万国博覧会記念協会、財団法人千里文化財団、日本航空、ヤマト運輸
【特別協賛】松下電器産業
【協賛】宝塚造形芸術大学
概要 映画が誕生するまで、人びとは〈動く映像〉を作ろうとしてさまざまな装置を考案し、不思議な映像の世界を生み出してきました。約100年前、フランスのリュミエール兄弟によって映画が発明されると、人びとの関心は単なる動きの世界から写し出された内容そのものに移ります。エジソンは物語のある映画に目を向けました。それに対してリュミエール兄弟は世界各地をめぐり、数多くの記録映画を残しました。
特別展「進化する映像」では、アニメーションの原点となる「影絵」や、西洋風のぞきからくり、幻灯機などの初期の映像装置とともに、実際に動かして仕組みを知るための模型も展示、不思議な視覚世界に案内します。さらに、リュミエール兄弟の作品の中心に、世界各地で撮影された最も古い映画約200点を紹介します。その中には、1890年代末期の明治時代の日本も登場します。また、世界で最初に有料映画会が催されたパリのカフェの様子を会場内に再現、当時の雰囲気を味わっていただけます。
〈動く映像〉を見ることに情熱を燃やした人びとがつくりだした、楽しい映像の世界を体験して下さい。