| ID | 1995-02 |
|---|---|
| 展示名 | 赤道アフリカの儀礼的貨幣 |
| 種別 | 新着資料展示 |
| 会場 | |
| 会期 | 1995年03月30日~1994年08月30日 |
| 名義 | |
| 概要 | 赤道アフリカの諸民族はさまざまな伝統的貨幣をもっていた。ギニア海岸地方の民族はタカラガイを貨幣としてひろくしようしていたし、コンゴ(ザイール)盆地地方の民族はラフィア布を貨幣としていた。しかし赤道アフリカ一帯でもっともひろく貨幣として使われていたのは、鉄や銅合金からつくられた金属製の槍や刀、ナイフ、腕輪や足輪、その他の装飾品であった。 もっともこれらの貨幣は現代の通貨のようにどんな目的にも使えるという性質はもたず、婚資をはじめとするさまざまな儀礼的贈答に使われたり、あらかじめ決められたものの売買にしか使用できない性質のものであった。こうした貨幣を限定目的貨幣という。今回の新着資料展示では、赤道アフリカの諸民族のあいだでかつてはひろく使われた金属製の儀礼的貨幣を紹介する。 |
| 備考 | 第32回新着資料展示 |