展示情報データベース
ID 1994-03
展示名 ウィチョルの毛糸絵
種別 新着資料展示
会場
会期 1994年09月01日~1995年02月28日
名義
概要 ウィチョルはメキシコ西部に住む先住民です。主にナヤリト州とハリスコ州に住み、総人口は約2万人です。テピックとグアダラハラなどの都市へ移住した人たちが、1960年代につくりはじめたのが毛糸絵で、今ではメキシコの代表的な民族芸術の一つになっています。
ベニヤ板に蜜ろうと松やにを混ぜたものを塗り、乾くのを待ち、その表面にドライバーで図案を書きこみ、二重よりの毛糸をはりつけて、人物や文様をつくっていく。それから空白部分を一定の色の毛糸で埋めます。
毛糸絵にはこの人びとの世界観がいきいきと表現されています。トウモロコシ、鹿(狩猟生活の象徴)、ベヨテ(アルカロイドを含む球状サボテン)、祭壇がどのように描かれているか、見ていただきたいと思います。
備考 第31回新着資料展示