| ID | 1993-03 |
|---|---|
| 展示名 | アイヌモシリ ─ 民族文様から見たアイヌの世界 |
| 種別 | 特別展 |
| 会場 | 国立民族学博物館 特別展示館 |
| 会期 | 1993年06月10日~1993年08月17日 |
| 名義 | 【主催】国立民族学博物館 【特別協力】社団法人北海道ウタリ協会 【協力】市立旭川郷土博物館、財団法人アイヌ民族博物館、財団法人千里文化財団、日本万国博覧会記念協会 |
| 概要 | アイヌ民族は、自然と共生しながら独自な文化をはぐくんできました。現在の北海道、南サハリン、クリール(千島)を含む広大な領域<アイヌモシリ(人間の大地)>を生活の場としてながい歴史をきざんできました。明治以降、100年にわたって、その文化を否定する同化政策を受けたにもかかわらず、アイヌは民族的アイデンティティを強固に保持して、今日にいたっています。 この企画展では、日本列島北部の先住民族アイヌの衣装と木彫品を中心に、民族の象徴であるアイヌ文様をとおして、アイヌの人たちの心をあらわすことを意図しています。さらに、かつて交易で使われていた板綴り船や、アイヌ文様を現代に生かした作品もあわせて展示します。 国連は、1993年を「世界の先住民の国際年(国際先住民年)」としました。この主旨にそった本展示が、異なった民族が対等に共生する国際社会をつちかう出発点になれば幸いです。 |
| 備考 |