| ID | 1992-02 |
|---|---|
| 展示名 | 文明の十字路・ダゲスタン ─ コーカサスの民族美術 |
| 種別 | 特別展 |
| 会場 | 国立民族学博物館 特別展示館 |
| 会期 | 1992年03月12日~1992年05月19日 |
| 名義 | 【主催】国立民族学博物館 【後援】外務省、在日ロシア連邦大使館 【特別協力】ロ シア連邦ダゲスタン自治共和国美術館、ロシア科学アカデミー・ダゲスタン学術センター、渋谷区立松濤美術館 【協力】財団法人千里文化財団、日本万国博覧会記念協会 |
| 概要 | ユーラシア大陸にまたがる広大な領土と多数の民族集団を要する独立国家共同体は、いま政治的・経済的問題のみならず複雑な民族問題をかかえており、まさに歴史的な岐路にたたされています。 ロシア連邦に属するダゲスタン自治共和国は、文化史的観点からみるとアジアとヨーロッパ、あるいは北方ステップの遊牧騎馬民族と南の農耕・牧畜定着民の文化をつなぐ仲介者として位置づけられます。それは文化の交流におおきく貢献するとともに、みずからも外来の文化を吸収しながら独自の文化を形成しました。この国際性に富んだダゲスタン文化の側面を今日まで残されてきた文化遺産によって展示することがこの企画展のねらいのひとつです。 ダゲスタンは、使用言語と民族構成においてきわめて複雑多様な様相を呈していますが、それは特に山岳部に点在する村むらに息づいている伝統工芸に色こく反映しています。その伝統工芸の高度の技術と芸術的格調のたかさを豊富な作品に即して展示することがこの企画展のもうひとつの趣旨でもあります。 この企画展では、ダゲスタン美術館とロシア科学アカデミー・ダゲスタン学術センターから美術工芸品を中心に訳400点の資料を展示します。 |
| 備考 | ※平成13年度以前は企画展に区分されていましたが、現在は特別展に区分されています。 |