展示情報データベース
ID 1991-03
展示名 「イリアン・ジャヤのアスマット族」「マレーシア・サラワク州の先住民」
種別 新着資料展示
会場
会期 1991年09月12日~1992年02月25日
名義
概要 「イリアン・ジャヤのアスマット族」
アスマット族はニューギニアの代表的な原始美術の作り手として有名な民族である。一方で、彼らは首狩りを行なう「未開野蛮」な民族としても有名であったが、それは単に彼らの文化を理解しなかった白人の誤解でしかなかった。
アスマット族の木彫の色彩は、白、黒、赤の三色からなり、そのモチーフは抽象化されてはいるが、祖先像やコウモリ、トリ、クスクス、鼻輪、木の根などからなっており、不思議な力強さを持っている。

「マレーシア・サラワク州の先住民」
ボルネオ島の北西部に位置するマレーシアのサラワク州には、多様な民族集団が居住し、生活をいとなんでいる。その約半数をしめるのが、イバン族、ビダユ族、カヤン族、カジャン族、プナン族などといった先住民たちであり、彼らは、同系統の文化を共有しながらも、それぞれに独自の民族文化を発展させてきた。ここに展示するのは、平成2年の11月に収集されたサラワク州先住民の装身具、衣装、生活用具の一部である。
備考 第25回新着資料展示