| ID | 1991-01 |
|---|---|
| 展示名 | ケンペル展 ─ ドイツ人の見た元禄時代 |
| 種別 | 特別展 |
| 会場 | 国立民族学博物館 特別展示館 |
| 会期 | 1991年02月07日~1991年04月16日 |
| 名義 | 【主催】国立民族学博物館、ドイツ-日本研究所 【後援】外務省、文化庁、国際交流基金、ドイツ連邦共和国大使館、日本医師会、朝日新聞社 【協力】財団法人千里文化財団 【協賛】日本アイ・ビー・エム株式会社、日本生命保険相互会社、全日空 |
| 概要 | エンゲルベント・ケンペル(1651-1716)はドイツ生まれの医者、博物学者、旅行家で今から300年前の1690年(源六年)にオランダ商船で来日し、長崎出島に2年あまり滞在しました。彼は日本滞在中に2度ほど江戸におもむき、5代将軍綱吉に謁見しています。 ケンペルは日本滞在中に接した人物や当時の風俗習慣について、その印象を克明に記録するかたわら、書画から植物標本にいたるまで幅広く日本の文物を収集しました。また彼の死後、英国で刊行された『日本誌』(1727年)は、のちに各国語に翻訳されて広く読まれ、ヨーロッパにおける日本観の形成に大きな影響を与えました。 この企画展では、ケンペルがヨーロッパに持ち帰った資料やスケッチ、彼の著作の初版本、当時のヨーロッパと日本の交流をあらわす文物など、日本未公開の資料もあわせて約150点を展示しています。ケンペルの残した足跡をたどりながら、日独交流の歴史をあらためて見直す機会になればと思います。 |
| 備考 | ※平成13年度以前は企画展に区分されていましたが、現在は特別展に区分されています。 |