| ID | 1990-04 |
|---|---|
| 展示名 | 土と炎の造形─インドネシアのテラコッタ─ |
| 種別 | 新着資料展示 |
| 会場 | |
| 会期 | 1990年11月29日~1992年08月24日 |
| 名義 | |
| 概要 | 「赤道に連なるエメラルドの首飾り」と形容されるインドネシアの島々では、古くから、数多くの陶磁器が輸入されてきたこともあって、最近まで陶磁器は、まったくつくられていなかった。しかし、土器をはじめとするテラコッタの製作は、新石器時代にはじまっており、今日においても、インドネシアの諸民族のもとでは、多種多様な形状や、さまざまな用途をもったテラコッタがつくりつづけられている。それらの製作は、一般に、ヘラ、コテ、叩き板、手まわしロクロなどの簡単な道具を使用して、手びねりで粘土を形づくり、乾燥させたのちに地面に積み上げ、その上を燃料とする木や葉でおおって焼きあげるという簡単なものである。このような製作技術は、新石器時代からほとんどかわることなく継承されてきたものとみられる。 今回の新着資料コーナーでは、とくに、スマトラ島、ジャワ島、バリ島と、これらの東方に連なるロンボク、スンバ、フローレス、ティモールなどの島々で、今世紀の前半から後半にかけて製作され使用されてきたテラコッタが展示されている。 |
| 備考 | 第24回新着資料展示 |